あなたの家の近くでもみれるかも?日本を代表する蝶の種類

蝶
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鮮やかな羽と、ふわりふわりと優雅な姿で舞う蝶。暖かくなると、よく目にすることがありますよね。

時折見かける蝶の中には、日本を代表する蝶も多く存在しています。それでは、日本にはどのような種類の蝶がいるのか、そして気に入った蝶を見つけた時の標本の作り方などを紹介していきます。

日本に生息する蝶について

厳密には蝶と蛾は同種族

日本における蝶がどれくらいいるのか、それを知る前に、蝶と蛾の関係について知っておくべきかもしれません。というのも、蝶とよく似た形状の昆虫に蛾という種類が居ますが、実は蝶と蛾は厳密に言うと同じ種族だからです。

蝶と蛾は、生物学的に完全に区別できるわけではありません。単に、人から見て蝶と見られるか蛾と見られるかという主観的な面によって、その区別がなされるケースもあります。

そのため、日本に生息している蝶も蛾も、実は同じような仲間なのだと意識して見てみましょう。そうすると、蝶と蛾に対する価値観が少し変わってきます。

一般的に蝶と分類されるのは日本で約240種類

それでは、一般的に蝶であるとされている種類は、日本にどれくらい居るのでしょうか。それについて、おおよその数字にはなりますが、約240種類のものが存在していることが確認されています。

ですが、240種類居る蝶の中で、全てが私たちの生活圏の中で生活しているわけではありません。その大部分は、人目のつかない自然などで生活しており、私たちの庭で生息しているものは約20種類程度になります。

そのため、日本において身近に見かける蝶は、それほど多い種類が居るわけではありません。そして20種類の内の大部分は、どこかで見たことがあるというような種類の蝶であるはずです。

日本の代表的な蝶とその特徴について

アゲハチョウ

蝶々というと、アゲハチョウを思い浮かべるほどに、蝶の代名詞になっているのではないでしょうか。

アゲハチョウの特徴は、黄色をベースとした羽に黒い模様がついているところです。幾何学模様のようですよね。アゲハチョウはその模様だけではなく、他の蝶に比べて大きい羽のサイズであるのも特徴です。

モンシロチョウ

花畑をふわふわと飛んでいるようなイメージがあるのが、モンシロチョウです。モンシロチョウはキャベツやアブラナ科の植物を好むため、それらを栽培している畑の周りなどでもよく見かけられます。

体は小ぶりで、白い色にややグレーの斑点があることが特徴です。よく似た種類にモンキチョウなどが居ます。

ヤマトシジミ

ヤマトシジミは、かなり小ぶりな蝶です。カタバミという植物を食べる性質があるため、それが生息している草原や道などで簡単に見つけることができる蝶でもあります。

この蝶は、名前からもわかるようにシジミのような小さい羽が特徴的です。ヤマトシジミ以外にもシジミチョウの種類は多く、全世界に居る蝶の約40パーセントを占めるとも言われています。

そのため、世界的に見ても多く居るチョウの種類だと言えるでしょう。

蝶の標本の作り方

パラフィン紙で挟み、ピンで刺して乾燥させる

昆虫採集などで蝶を捕まえたら、その美しい外観をいつでも楽しめるようにするために、標本を作ってみるのも良いでしょう。

標本の作り方として、まず気をつけるべきなのができるだけ死後間もない状態で標本作業を進めることです。これは、蝶が死んで時間が経過すると、体が硬直してしまうなどの理由からです。

パラフィン紙という専用の紙に羽を広げた状態で挟み、そしてピンを胴体や羽に数カ所刺して固定します。

そのままの状態で、日光が直接当たらずなおかつ通気性の良い場所で一週間ほど乾かすようにしてください。

専用の容器に入れて丁寧に保管を

上記の手順で無事に乾燥すれば、蝶の標本の粗方は完成です。ただ、標本にした状態でも劣化しやすいですので、適切な保管をすることが重要になります。
まず、専用の標本箱を購入して、それに蝶の標本を入れます。

箱の大きさは、蝶の種類や入れる数によって大きさを選んでください。そして、ピン留めした蝶をそのまま標本箱へと移します。

標本箱の中はそれほど湿気がたまるわけではありませんが、長くその標本を元の状態で保持しておくためにも、乾燥剤や虫除けの薬剤を入れておくことも大切です。難しそうな標本作りも、意外と簡単ですからぜひ試してみてください。

まとめ

優雅に舞う蝶は、蛾と同種ではあるものの、ごく限られた種類であり、だからこそ私たちはその希少性と美しさに魅了されてしまうのかもしれません。そして、蝶のことを知ることによって、より身近な蝶に対して興味を持つこともできます。

さらに蝶に対する興味が高くなれば、標本作りにもチャレンジしてみましょう。お子さんが居る家庭では、自由研究の一環にもなりますので、オススメですよ。

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